ジョイント部やコーナーに市販のジョイントテープを貼った上で、ビス頭とともにパテで平滑に整面してください。
壁の面積からドアや窓の面積を引いて、塗る面積を計算します。
タナクリームは20kg缶だと、おおよそ~㎡塗ることができます。
現場の出入りはスリッパが便利。
強アルカリ性なので、肌がボロボロになります。ゴム手袋などで武装してください。
壁塗りは下地の処理が非常に重要です。
下地の材質が何か。下地の状態をチェック。
まずは、タナクリームに適合している下地かどうか、しっかり確認します。
タナクリームは、水などでといたり、練ったりする必要はありません。練って塗り壁材の堅さを調整するのは初心者には大変難しいことですが、タナクリームは開封したらすぐに塗ることができます。
下地によって処理の仕方が違います。間違った処理をするとクラック・はがれの原因になります。
パテは完全に乾燥させてください。乾燥が不十分ですと、色むらの原因になります。
#200はソフトクリームのように柔らかい材料です。必ずタナ下地を施工してください。タナ下地を施工せずに直接#200を施工しますと、クラックの原因になります。1日仕上げは、一度下擦りをしてから仕上げ塗りを行うと、大変キレイに仕上がります。
タナクリーム等漆喰は、色むらが出やすいという短所があります。パテの乾燥が不十分だったり、シーラーを塗布しなかったり、顔料をきちんと量らなかったり、あるいは、気温・コテのあたる回数などでも色むらが出る場合があります。キレイに仕上げるために、まずは施工要領をしっかり御確認ください。あるいは、「自然素材はそんなもの・・・」と割り切っていただいて、白でシンプルに仕上げたり(いろんな家具・照明にも合うし、メンテナンスも簡単です♪)、コテむらを出すことにより、自然の”むら”を楽しんだりするのもおすすめです♪
規定の塗り厚よりも厚くなると、乾燥収縮によるヒビ割れが起こる原因となります。しっかりと薄塗りに注力しましょう。