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初心者向け壁塗りDIY講座 with YouTube

壁塗りの準備とコツ(DIY初心者向け)

壁塗り作業の流れ

1. 用意するもの

壁塗りの道具

ジョイント部やコーナーに市販のジョイントテープを貼った上で、ビス頭とともにパテで平滑に整面してください。

◆必須の道具です。これがないと何もできません。
  • 金鏝(かねこて)
  • 鏝板(こていた)
  • タナクリームをすくうもの
◆普通は必要となるもの。ご自身の状況に応じてご用意ください
  • プラ舟(タナクリームをお使いの場合は不要です)
  • 脚立、または踏み台になるもの
  • コーナー鏝、木鏝などの各種鏝
  • ゴム手袋(肌荒れ防止)
  • スリッパ(あると作業効率アップ)
  • 作業用ゴーグル(作業時の目の保護のため)
  • マスク(コンクリート粉など飛び交っている現場なら必須)
◆下地処理、養生用の材料
  • マスキングテープ、マスキングシート
  • クラック防止テープ
  • パテ材
  • シーラー(タナシーラー)
  • 養生シート
  • 新聞紙、濡れ雑巾など
  • 塗り作業の作業効率に直接的にかかわるのは、何と言っても「金鏝(かねこて)」と「鏝板(こていた)」です。初心者の方は、ステンレス製などのしなやかな金鏝(かねこて)を用意してください。プロは硬いものを使うようですが、素人は使いこなせません。鏝板(こていた)は小さくていいので、軽いものにしてください。

塗る面積を測って、壁材を準備

壁の面積からドアや窓の面積を引いて、塗る面積を計算します。
タナクリームは20kg缶だと、おおよそ~㎡塗ることができます。

あると便利なもの。肌を守る準備も必要。

現場の出入りはスリッパが便利。
強アルカリ性なので、肌がボロボロになります。ゴム手袋などで武装してください。

2. 下地処理と養生

壁塗りは下地の処理が非常に重要です。

下地の材質が何か。下地の状態をチェック。

まずは、タナクリームに適合している下地かどうか、しっかり確認します。

下地処理の鉄則

● 下地が動かないように
ひび割れなどの原因となります。ビスなどで固定してください。ボードのつなぎ目などに気をつけてください。
● 下地のでこぼこをなくす
薄く塗る場合、仕上げ面に大きく影響します。ボードのつなぎ目、ビス穴等に気をつけてください。
● 下地の水引(吸水)を止める
壁材を塗ったときに下地に急激に水を吸われてしまうと細かいひび割れが発生します。
⇒ タナクリーム施工前に必ず、シーラーを塗布して下さい。
※ 内装クリーム専用下地材「タナ下地」をご利用ください
田中石灰工業では、タナクリームなど内装クリーム用下地調整材「タナ下地」を製造販売しています。これ一つで、石膏ボード、合板、古壁(しっくい、じゅらく壁、せんい壁)、石膏プラスター・モルタル、ビニールクロスなど多様な下地に対応します。是非、お試しください。
⇒ タナ下地販売ページ
⇒ タナ下地の施工要領ページ

3. 塗りつけ

タナクリームは、水などでといたり、練ったりする必要はありません。練って塗り壁材の堅さを調整するのは初心者には大変難しいことですが、タナクリームは開封したらすぐに塗ることができます。

  1. 鏝板(こていた)に適量のタナクリームをすくい取ります。
  2. 金鏝(かなこて)に適量のタナクリーム(多すぎてはいけません)をのせたら、壁の下から上方向へ塗り付けます。
  3. 後はその最初の塗り付けを中心にして、一定方向に塗り伸ばしていきます。一定の方向に塗り進めるのがコツです。上下左右いろんな方向にジタバタ動かしていると失敗します。
  4. やわらかいコテで一旦、ごく薄くシゴき塗りし、引き続き約1~1.5mm厚になるように材料を塗りながら仕上げていきます。時間をおくと表乾現象を起こすので、塗りつけから仕上げまでは、原則として一連の作業として行ってください。
  • 「タナクリーム一日仕上げ」は同じものを二度塗りしてください。
  • #200はソフトクリームのように柔らかい材料です。必ずタナ下地を施工してください。

4. ワンポイントアドバイス

その1 適合下地をしっかり確認

下地によって処理の仕方が違います。間違った処理をするとクラック・はがれの原因になります。

その2 パテは完全乾燥

パテは完全に乾燥させてください。乾燥が不十分ですと、色むらの原因になります。

その3 施工手順は正確に

#200はソフトクリームのように柔らかい材料です。必ずタナ下地を施工してください。タナ下地を施工せずに直接#200を施工しますと、クラックの原因になります。1日仕上げは、一度下擦りをしてから仕上げ塗りを行うと、大変キレイに仕上がります。

その4 色むらに注意

タナクリーム等漆喰は、色むらが出やすいという短所があります。パテの乾燥が不十分だったり、シーラーを塗布しなかったり、顔料をきちんと量らなかったり、あるいは、気温・コテのあたる回数などでも色むらが出る場合があります。キレイに仕上げるために、まずは施工要領をしっかり御確認ください。あるいは、「自然素材はそんなもの・・・」と割り切っていただいて、白でシンプルに仕上げたり(いろんな家具・照明にも合うし、メンテナンスも簡単です♪)、コテむらを出すことにより、自然の”むら”を楽しんだりするのもおすすめです♪

その5 塗り厚に注意

規定の塗り厚よりも厚くなると、乾燥収縮によるヒビ割れが起こる原因となります。しっかりと薄塗りに注力しましょう。

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