高知県の「知の殿堂」が新たにオープンしました
高知県立図書館、高知市民図書館(本館)、プラネタリウムなどが同居した5階建て複合施設「オーテピア」が、高知市追手筋2丁目にオープンしました。
⇒オーテピアホームページ(https://otepia.kochi.jp/)
~外観~
オーテピアの「顔」に田中石灰工業の土佐しっくいが使われています
弊社の土佐しっくい「本造り純ねり」をエントランスホールとホールへ使用いただいております。
~エントランスホール(1階)~
~ホール(4階)~
正面入り口を入ると直ぐ目に入ってくる薄っすら黄味がかった壁が土佐しっくいです。休憩コーナーや隣接する「高知声と点字の図書館」の柱にまで使用いただいております。4階のホールは、土佐しっくいの伝統的な仕上げの一つである「鎧(よろい)づくり」にて仕上げられています。
土佐しっくいの伝統的な仕上げ「鎧(よろい)づくり」
さて、みなさんは「鎧(よろい)づくり」という言葉をご存知ですか?
「鎧(よろい)づくり」とは、土佐しっくいの伝統的な仕上げの一つです。縦へ等間隔に設けられた水切りと呼ばれる段によって、高知県の激しい風雨に耐えうる仕上げとして広く用いられた工法です。自然の素材を長持ちさせるために、地場の気候や特性に合うように、生み出された昔ながらの知恵の一つでもあります。
~鎧(よろい)づくり~
ぜひ、オーテピアへ足を運ばれる際は、土佐しっくいの壁もご自身の目と肌で体感いただければと思います。
[執筆:スタッフM]