前回、大好評だったのDIY壁塗り体験記の続編です
前回、タナクリームで応接室をDIYしましたところ、社内では出来栄えに大満足!これを見たお客様にも大好評!でした。くわしくは下の記事をご覧ください。
【漆喰クリームの塗り方講座つき】社員もDIY!会社の応接室を社員自らタナクリームで塗ってみました!<それが大事・準備編>
【漆喰クリームの塗り方講座つき】社員もDIY!会社の応接室を社員自らタナクリームで塗ってみました!<女子も夢中・塗り方編>
というわけで、今回はさらに第2弾、グループ会社で田中石灰工業本社に隣接している泰泉寺運送の応接室も、社員一同でDIYしちゃいました。
今回は、ちょっと上級編?!壁紙の上に塗りますよ
前回のタナクリーム1日仕上げを塗る壁は、左官さんに下地処理をしてもらっていました。
しかし、今回の壁はビニールクロスの壁紙、それもかなりの年数が経って、日焼けや汚れも気になります。
こんな時はどうしよう?!
もし、同じようなお悩みがある方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてくださいね。
今回も、もちろんDIY初心者が塗ります
今回の壁塗り体験に参加してもらった社員の中にも、左官さんの腕前を持つ者は誰もいません。素人の壁塗り体験記と思ってご覧くださいませ。
準備するもの(必要な道具)
材料
今回は、クロスの上に塗って仕上げる「カルゥ」を使用します。
施工前の下地のクロスの汚れが気になる感じです。せっかくカルゥを塗って仕上げた上に染み出てきたら台無しですよね。そこで、通常は「タナシーラー」を使うところを、アク止め効果のある「ハイポリックシーラー」に変更しました。
優しい色合いの「ローシェンナ」を使用して、落ち着きと温かさを感じる応接室になったらいいな♪
・ハイポリックシーラー
・カルゥ
・顔料ローシェンナ
カルゥ(15kg)1缶に対してローシェンナ200gを1本入れ、よく撹拌します。
また、よく掻き混ぜた後はクリームがコテで塗るには柔らかくなりすぎるため、2~3日置いて少し固くなるのを待って使用すると良いです。
壁塗り前の準備
前回同様、タナクリームが付着しないように、事前に施工前に床や柱をしっかり養生(ようじょう)しました。「養生」とは建築用語ですが、壁塗りの場合、「塗装(壁塗り)したい部分以外のところに塗料などがつかないようにシートやテープで覆うこと」です。
今回も壁一面を塗るので、前回同様に足場も用意しました。
窓まわり・隣の壁部分はこんなふうに養生しました。
さあ、壁塗りスタートです!
慣れていない女性陣は、汚れ防止のために、レインコートのフードまですっぽり被り、完全防備で挑みます。100円ショップのレインコートで十分です。
塗りにくい隅っこまで、慎重に丁寧に塗っていきます。
今回は、壁の一部に、パターン付け専用のコテで横縞の模様をつけてみました。
完成~!
塗ったばかりのときは、まだこんな風に色ムラがあり、大丈夫かな?と思いますが...
乾いて完成したらこのとおり、キレイになりました。
模様付けした部分も、このような仕上がり。
いかがでしたか?
どうでしょう?予想よりは、随分簡単そうと思われたことでしょう。
今回も、午後から夕方までの空いた時間に、順番に社員が代わる代わる壁塗りを体験しました。
いろいろな箇所の養生を抜かりなく行うことが、一番時間がかかるところですね。
コテでクリームを壁に塗りつけるのは、一度コツがわかれば、特別難しい技術はいりません。
ぜひ、DIYの楽しさを、皆様にも体験していただきたいです。
[執筆:スタッフF]